スケジュール 2月12日 午前11時より踊り開始、踊り終了後にもち投げ。 およそ1時間程で終了となります。連絡先 橋本信行 (大作山区長)電話 0969-63-0718 090-1976-6500(携帯電話)棒踊りの概要棒踊りは、明治10(1877)年西南戦争の際、西郷軍に従軍した松本亀吉氏や福田伊代治氏らによって伝えられたものといわれる。福田氏は自らが学んだ西郷隆盛の私学校の母校や級友への義理を果たすため西郷軍で輸送の仕事に就いたという。福田氏に同行していた松本氏は演芸が得意で、この時身に付けた棒踊りを村の行事で披露したという。 踊り手は槍に見立てた六尺棒と刀に見立てた三尺棒の二通りの棒を持ち、膝が見えるような短い浴衣地の上着に色物の帯を締め、色物の大きなたすきを背中に長く垂らし、白いはちまきを巻き付ける。たすきやはちまきは跳びはねるたびに動いて美しく、こはぜのついた手甲などを身に付けた姿は勇壮と引き締まって見える。六尺棒の人が両脇に、三尺棒の人が中央に間隔を置いて並び、これがいくつも並ぶことでにぎやかで勇壮になる。膝を曲げて半腰になり、跳びはねたりして打つ様子は正しく棒術が変化したものであることが素人でも分かるという。
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